OpenStreetは7月5日、ホウトが国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」に事業参画し、2024年6月下旬から電動アシスト自転車200台を投入したことを発表した。
OpenStreetは、「移動をもっと楽しく、自由に。」をミッションに掲げ、どこでも借りられて好きな場所で返せる電動アシスト自転車や電動サイクルなどのシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を展開している。
現在、電動アシスト自転車の6種類に加えて特定小型原動機付自転車に分類される電動サイクルを提供しており、通勤や通学、買い物やお出かけなど、ラストワンマイルを補完する移動手段として、約340万人の利用者がいる。
全国約8400カ所以上にステーションを設置し、車両台数は約3万5000台である。サービス開始以来、「HELLO CYCLING」は地域ごとの企業や自治体と連携してサービスを運営する、パートナー型のビジネスモデルで運営している。
今回、非鉄金属リサイクルを主とする商社で国内外での取引を手がけるホウトが「HELLO CYCLING」に事業参画し、電動アシスト自転車200台を投入した。近年、廃棄を前提とせず、製品をどのように再利用し循環させていくのかという持続可能な社会づくりの取り組みが加速している中、ホウトは新たにシェアサイクルで活用できる車両としてバッテリーを搭載した電動アシスト自転車を投入することで、シェアリングエコノミーを推進し、循環型社会の実現に向けた取り組みを進めていく。
OpenStreetは今後も、電動アシスト自転車のシェアサイクルサービスを拡大することにより、脱炭素社会の実現にも貢献し、CO2を排出しない環境にやさしい移動手段の提供による持続可能な地域社会を目指すとしている。
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