FORVIA HELLA(フォルビア)は、アウディと協力し、新型電動SUV『Q6 e-tron』向けに新しいヘッドランプを開発した(7月17日発表)。
この新しいヘッドランプの特徴は、アダプティブ照明機能を実現するだけでなく、デジタルデイタイムランニングライトマトリックスを搭載している点にある。これにより、ユーザーは8つのプリセットデザインから好みのデジタルライトシグネチャを選択することができる。マトリックスLEDヘッドランプの外観は、高いレベルでパーソナライズが可能だ。
Q6 e-tronのフロントライトは、車体デザインに基づいて照明要素を2つのエリアに視覚的に分割するコンセプトで設計されている。下部エリアは主に「見る」ためのもので、14個のLEDからなるマトリックスLEDヘッドランプが、対向車を眩惑させないハイビームを実現する。一方、上部エリアは「見られる」ためのもので、デジタルデイタイムランニングライトとそのカスタマイズ機能を表示する。
FORVIA HELLAとアウディが共同開発した『Q6 e-tron』のデジタルヘッドランプ各ヘッドランプには、61個の個別に切り替え可能なセグメントからなるデジタルデイタイムランニングライトマトリックスが搭載されており、Q6 e-tronのカスタマイズ可能なデジタルライトシグネチャを作り出す。
メーカーが作成したデイタイムランニングライトデザインには、特別にカスタマイズされた「Coming Home」および「Leaving Home」シーンも含まれており、ユーザーはソフトウェアベースのアプリや完全電動SUVのマルチメディアインターフェース(MMI)を通じて、自分の好みに応じて選択することができる。
マトリックスLEDヘッドランプはチェコ共和国で生産されており、中国市場向けのローカルバージョンも中国で製造されている。開発はドイツとチェコ共和国で行われている。
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