2024年6月、日産からノートオーラのマイナーチェンジが発表された。文字通り、クルマの顔といえるフロントデザインを中心に外観が大きく変更され、よりシャープに、より洗練された佇まいとなったノートオーラが登場する。ノートを愛する者たちよ、刮目せよ!
※本稿は2024年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:日産
初出:『ベストカー』2024年7月26日号
■ノートに続きノートオーラもマイナーチェンジ!
パワフルなモーター駆動、そして上質さを感じさせる仕上がりで人気のコンパクト、ノートオーラが2024年6月13日にマイナーチェンジを受けた。
ノートシリーズは、基本となる5ナンバーモデルの「ノート」が2023年12月に、そのノートをベースに最低地上高アップなどSUVテイストを加えた「オーテック クロスオーバー」が5月29日にマイナーチェンジを受けており、今回のオーラはそれに続くものとなる。
ポイントはやはり外観の変更。特にフロントまわりは、日本の伝統工芸を感じさせるデザインのグリルがヘッドランプ下までワイドに広がり、そのヘッドランプ直下にはボディカラーと同色またはダークメタルグレーのアクセントを配置。
これによりマイナーチェンジ前と大きく印象を変えながら、見る者にさらなる上質感を与える仕上げとされた。
足元を支える17インチホイールも新デザイン。見る角度によって光と影の移ろいが変化するモダンで先進感のあるものとされたが、デザインのみならず、ボディサイドの風の流れをスムーズにする高い空力性能の確保、そして軽量化など、機能面での向上も果たした。
内装では新たな内装色として、グレイッシュブラウンの色合いが特徴の大型狩猟犬を想起させる「ワイマラナー」を設定。
シート地には「A」(AURAのA)をモチーフとしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチが施されたものを採用し、高級感のある風合いを演出している。
そのほか運転席パワーシートの全車標準装備、グローブボックスの容量拡大など、機能面や使い勝手も向上したノートオーラ。
コンパクトカーであっても上質さをあきらめたくないオトナなアナタに、ぜひオススメしたい。
記事リンク
前の記事e-POWERのおかげ? 5ナンバーだから? 日産[ノート]は安いガソリンモデルがないのになんで絶好調なのか?
次の記事新型[ノートオーラ]ニスモ4WD初試乗! コーナーの路面喰いつきハンパねえ! R32GT-RのアテーサE-TSの再来か!?
■オーテックそして90周年記念車… 2台の特別なノートオーラ!
90周年記念車はマイナーチェンジ後モデルにも継続して設定。特別なシート素材やカッパーストライプの入ったドアミラーなどの特別装備が奢られる。
オーテックはブランド車共通の表現であるドットパターンのフロントグリルやブラックレザーシートなど、専用の内外装を持つ。発売は7月から。
●日産 ノートオーラのここがポイント!
・新デジタルVモーションが採用されたフロントフェイス
・新たに追加された内装色「ワイマラナー」とオシャレなシート
・運転席パワーシートの全車標準装備など、機能と使い勝手が向上
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。