BMW MINIといえば、日本でも人気の輸入車ブランド。今回はそのMINIのSUVモデルであり、MINI クロスオーバーから進化を果たした「MINI カントリーマン」にBEVモデルが追加される。さらに、クーパー3ドアモデルがおよそ10年ぶりに全面改良して発売され、新たにBEVも上陸する。今年のMINI BEVの進撃は凄まじいゾ。
※本稿は2024年3月のものです
文/片岡英明、写真/BMW
初出:『ベストカー』2024年4月26日号
■クロスオーバーからカントリーマンへ
2024年3月1日、大人気の輸入車ブランドMINIは、SUVモデル「カントリーマン」にBEV(電気自動車)モデルを追加することを発表。またMINIクーパー3ドアモデルを約10年ぶりに全面改良し発売開始したことを発表した。
三代目となる新型MINIカントリーマンは、従来の呼称であるMINIクロスオーバーから革新的なデザインと機能を備え生まれ変わった。2023年11月からガソリンターボ仕様とディーゼルターボ仕様が販売開始されており、今回新たにBEVが上陸する。
気になるスペックの部分だが、「E」は204ps/25.5kgmのモーターを搭載し、一充電走行距離は462km。四輪駆動モデルの「SE ALL4」は190ps/25.2kgmのモーターを前後に搭載し、一充電走行距離は433kmとなっている。バッテリーはどちらも、232Ah/66.45kWhというエネルギー容量となっている。
また、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能や外部給電機能なども装備する、最新型のBEVとなる。なお、納車については2024年第二四半期以降を予定しているという。
■クーパー3ドアが約10年ぶりにリニューアル!
もう一台のMINIクーパー3ドアモデルは、1.5L直3ターボと2L直4ターボという高効率ガソリンエンジン搭載車と、2種類の電気モーター搭載車を用意し、幅広いニーズに応えられるラインナップとしている。
エクステリアは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインに刷新。インテリアも完全なデジタル化が施されている。ただ、円形センターディスプレイなど、MINIのDNAを感じさせるデザインはしっかりと継承されている。
価格は、MINIカントリーマンが489万~667万円。MINIクーパー3ドアが396万~531万円となっている。
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