マックトラックは8月20日、米国ワシントン州タコマで開幕した「グリーン・トランスポーテーション・サミット&エキスポ(GTSE)」において、同社のEVトラック第二弾『マックMDエレクトリック』を発表した。
マックMDエレクトリックは中型用途向けに特化して開発され、信頼性、耐久性、生産性に重点を置いて設計されている。ディーゼルエンジン搭載の同等モデルと同様に、MDエレクトリックは都市部での機動性を高めるために鋭いホイールカットを特徴とする4x2仕様で販売される。
この車両はバージニア州セーラムのマック・ロアノーク・バレー・オペレーションズ(RVO)施設で生産され、クラス6およびクラス7の車両としてカスタマイズ可能。クラス6モデルの総車両重量定格(GVWR)は2万5995ポンド、クラス7モデルは3万3000ポンドだ。
MDエレクトリックは、240kWhのニッケルマンガンコバルト酸化物リチウムイオンバッテリーで駆動される260hpの三相永久磁石同期モーターを搭載している。キャブデザインは、業界最短の103インチのバンパーからキャブ後部までの長さを特徴とし、ディーゼルモデルと同様にマック・アンセムのスタイリングをベースにしている。
マックトラックスは、耐久性、信頼性、顧客のニーズに応えることに専念しており、100年以上にわたり目的に応じた輸送ソリューションを提供してきた。現在、マックは北米最大の大型トラックメーカーの一つであり、45カ国以上で販売およびサービスが行われている。マックトラックスはボルボグループの一員だ。
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