東風汽車(DMG)は8月29日、東風風行ブランドの新型EVクーペ『星海S7』の予約販売を開始した、と発表した。

これは東風風行が、全面的に新エネルギー車市場に進出する重要な一歩になるという。星海S7は最新技術を駆使し、優れたデザイン、エアロダイナミクス、高効率、優れた操縦性を追求している。

今回の予約販売では、星海S7の悦享版と奢享版の2つのモデルが用意された。価格はそれぞれ12.98万元と13.99万元だ。

星海S7は中大型の新エネルギー車だ。東風風行の最先端技術の量子架構、マッハE動力、鎧甲バッテリー3.0、星海パイロット自動運転支援システムなどを搭載している。デザインは「行雲流水」の東洋美学を取り入れ、静と動のバランスが取れた内外装が特徴だ。

星海S7の前面空気抵抗を示すCd値は0.191で、これは現在の量産車の中で最も低い数値。また、国内初の8層平線モーター技術を採用し、モーターシステムの効率は94.5%に達する。100kmあたりの電力消費は11.9kWhで、航続は555kmに達し、同クラスでトップレベルの性能を誇る。

さらに、マッハE動力と前マクファーソン+後5リンクサスペンションのレース級シャシーを基に、星海S7は強力な動力と優れた操縦性を実現している。0-100km/hの加速時間は6.67秒で、最小回転半径は5.45mと、優れた走行性能を持つ。

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