450万円以下のXグレードおよび改良モデル、さらにはスペーシャスラウンジやPHEVモデルの発売は、認証不正の問題で、認証に時間がかかり、3カ月ほど遅れるという情報や入ってきた。と同時に、現行モデルの追加生産枠を確保し、受注が再開しているという。欲しい人は急げ!

※本企画の情報はディーラーから得た情報を記事化しています。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トヨタ

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■現行アルファード&ヴェルファイアの受注再開

福祉車両のGグレードを除けば最安グレードのアルファードZガソリン車(2WD)。価格は540万円

 前回、アルファード&ヴェルファイアの改良モデルと、450万円以下のエントリーグレード、Xグレードの追加、エグゼクティブラウンジより豪華なスペーシャスラウンジおよびPHEVの発売が2024年9月から10月になるとお伝えしたが、だいぶ遅れるという新たな情報が入った。

 なんと、その追加グレードと改良モデルの発売が、認証不正問題の影響で、型式認証に時間がかかっており、「最低3カ月」延期されることになったそうだ。

ヴェルファイアスぺーシャスラウンジのボディカラーはプレシャスメタルでホイールはスパッタリング塗装

 その代わりに、現行モデルの10月~12月の生産枠が追加されたとのこと。神奈川、埼玉、千葉のトヨタモビリティと系列の違う販社にさっそく聞いてみた。

 「追加枠が入りました。抽選になりますがエントリーしていただき、当選すれば購入できます。購入条件は残クレ、下取り車あり、メンテパック、マット、ボディコーティングが必須となります」。

 「割り当て台数が少ないため抽選が前提となります。あくまでも現行モデルが対象です。改良モデルやXグレードは、早ければ年末、遅ければ年明けには受注が始まると思いますが、認証の遅れと聞いていますので、正直なところ、まだいつになるか不明です」。

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■割り当て台数は少ないが現行モデルでいいという人にはチャンス!

2023年9月、センチュリー(SUV)の発表会で展示されていたヴェルファイアPHEV

 各販売店それぞれ抽選申し込み期間が1週間以内というところが多く、しかも前回の抽選に外れた人を優先しているため、新規の人は抽選に参加できないディーラーも存在する。

 割り当て台数は1つの販社、もしくはディーラー1店舗あたり何台になるのか? 話を聞いた販社では、アルファードガソリンZが23台、アルファードハイブリッドZが15台、アルファードハイブリッドエグゼクティブラウンジが2台。ヴェルファイアはガソリンターボのZプレミアが2台、ヴェルファイアハイブリッドZプレミアが8台とのこと。ディーラー1店舗あたりだと2~3台か?(たしか2023年発売時は8~10台)もちろん、地域によって異なることが予想されるので参考程度に思ってほしい。

エグゼクティブラウンジの枠はほとんどない

 いずれにしてもアルヴェルが欲しい人は越境も考慮に入れてディーラーへ急いだほうがいい。改良モデルか、現行モデルを選ぶか、悩ましい問題だ。

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