WILLER(ウィラー)のグループ会社である「WILLER ACROSS」は、日本唯一のキッチン付き「レストランバス」のレンタルを通じて各地域の課題を解決するビジネスモデルを展開、8月には23都道府県で43プロジェクトを達成したと発表した。この秋には新潟や愛媛での運行を予定している。

レストランバスは、「そこにしかない日本を食べよう」をコンセプトに2016年に新潟市で初運行され、その後も全国各地で展開されている。食や景色、文化など、その土地ならではの魅力を楽しむコースを提供し、生産者や地域の人々との交流を促進することで、新たな地域の魅力を創出してきた。

車内での乾杯の様子

国内で唯一のキッチン付きレストランバスはWILLERグループが独自開発した車両で、WILLER ACROSSは全国の自治体やDMO、企業に向けて車両レンタルとコンテンツソリューションを提供している。地域の観光スポットを繋ぐ観光コンテンツとしての活用だけでなく、大きな車体にラッピングを施すことでPRとしても利用されている。

レストランバスは1階にキッチン、2階に乗客25名が着席できる対面式の座席とテーブルが設置されており、グラスやボトル類を固定するオリジナルのグラスホルダーも完備されている。天井は開閉式の透明な屋根で、天気に応じて開放的な景色を楽しむことができる。

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