クルマに大事なのは性能もそうだが見た目も重要だ。スポーティなカッコよさ、ラグジュアリーなカッコよさ、武骨なカッコよさと美しいの基準は人それぞれだ。そこで今回は、アーティスティックスイミングと題して世界の美しいクルマを紹介していく。
※本稿は2024年7月のものです
文：清水草一／写真：マツダ、スズキ、ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出：『ベストカー』2024年8月26日号
■デザイン勝負では日本車大健闘
アーティスティックスイミングをはじめ、オリンピックには「いかに美しいか」を競う競技がある。もちろんクルマも美を競っている。クルマの価値の8割……いや半分くらいは美しさで決まるのだから（私見です）。ということで発表していこう。
金メダルはマツダ ロードスター。これだけコンパクトでありながら、これほど豊穣でグラマラスで、それでいてシンプルで美しいスポーツカーは全世界に存在しない。登場から10年たっても美しさに微塵も陰りはなく、飽きもこない。
銀メダルはレンジローバー。SUVとして究極のデザイン。パネル面のシンプルな美しさは、SUVとしてのみならず、あらゆる乗用車のなかでも世界一だ。今回は選に漏れたが、ホンダステップワゴンにもレンジローバー的な美しさがある。
銅メダルはスズキ ジムニー。クロカン4WDとして究極の機能美。これだけ小さなサイズで、これだけ強い存在感を放っているのは奇跡。スバラシイとしか言いようがない。
第4位はフェラーリ ローマ。極めてクラシカルで、シンプルに美しいスポーツカーフォルムを持っている。
第5位はホンダ アコード。ゴテゴテしたデコレーションはほぼゼロ。おおらかで雄大でシンプルで美しい。現状、セダンとして世界一のデザイン。
第6位はアウディ A1。コンパクトハッチバックとして、世界一シンプルで美しい。
ちなみにアストンマーティン DB11が生きていればロードスターと競ったんだけけど、DB12にチェンジして雑味が入ったので選外に去りました。残念。
●アーティスティックスイミング（デザイン性）
・金メダル：マツダ ロードスター
・銀メダル：ランドローバー レンジローバー
・銅メダル：スズキ ジムニー
・4位：フェラーリ ローマ
・5位：ホンダ アコード
・6位：アウディ A1
記事リンク
前の記事
誉められすぎのクルマにもの申す！ 忖度なしで毒舌解説【リバイバルBESTCAR】
次の記事
【ガチ検討】ぶっちゃけたところ、[MR-S]ってアリなの!?
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
