フィアットは、9月8日までドイツで開催されたキャンピングカーショー、「キャラバンサロン」に、大型商用バンでキャンピングカーのベース車両にもなっている『デュカト』の最新モデルを出展した。

展示されているモデルは、フィアットがレクリエーション車市場に注力していることを強調している。デュカトは40年以上にわたり成功を収めており、ドイツの業界誌Promobilの読者による「年間最優秀モーターホームベース車両」に16年連続で選ばれている。

最新のデュカトは、新しい8速ATと450Nmのトルクが特長。これにより、CO2排出量が10%削減される。また、新しい油圧アキュムレータがギアシフトをスムーズにし、Start & Stopシステムの操作性を向上させている。

この新しい8ATは、キャンピングカーにも搭載されており、多様な顧客ニーズに応える。さらに、2.2リットルのMultijet 4.0エンジンは、最新の排出ガス再循環システムを備え、信頼性、性能、排出量が向上している。このエンジンは、Light Duty(Euro 6E)およびHeavy Duty(Euro VIE)基準を満たしている。

キャラバンサロンに展示されている車両は、ミドルクラスのホイールベース、180hpエンジン、新しい8速ATを搭載している。快適性を考慮し、回転式キャプテンチェアやアダプティブクルーズコントロールも装備されている。

さらに、ブラインドスポットアシスト、リアクロスパス検知、360度駐車センサー、リアビューカメラなども装備されている。10インチのタッチスクリーンラジオDAB NAVとフルデジタルクラスターも搭載されている。

フィアットは、ヨーロッパ全域で100万台以上のデュカトのキャンパーオーナーを支援する高品質なサービスシステムを構築している。

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