SGホールディングスグループの佐川急便は9月10日、自治体や企業向けに防災対策をサポートする「SAGAWA防災支援サービス」の提供を開始した、と発表した。
近年、気候変動の影響により自然災害が激甚化・頻発化している。万一の際、命を守るためには、迅速かつ効率的な物資の輸送が不可欠であることから、自治体も企業も災害への備えが急務となっている。
一方、佐川急便はかねてより、日本各地における自然災害発生時において、自治体や各団体と連携し、物資の輸送を中心とした被災地での支援活動をサポートしてきた。このサービスでは、これまでに培ったノウハウを生かし、防災支援として、備蓄品の管理から物資調達、災害時を想定した訓練もサポートするとともに、物資拠点の診断などのコンサルティング支援を実施する。
備蓄品管理では、棚卸や整理整頓、期限管理や調達を行う。物流コンサルティングでは、物資拠点の診断、物資拠点の提供・管理、物資輸送訓練の企画・運営を行う。
今後も佐川急便は、重要な社会インフラを担う物流事業者として、持続可能な社会の実現に向けて社会的責任を果たしていく。
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