かつて昭和世代のクルマ好きたちを夢中にさせた「韋駄天」、トヨタ スターレットが復活するという。しかもファミリーユースの標準車だけでなく、WRCラリー4クラス参戦マシンのベースとなるGRの冠をつけての登場だ。令和の世をかっ跳ぶGRスターレットは2026年デビュー!!

※本稿は2024年8月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ ほか
初出:『ベストカー』2024年9月26日号

■純エンジン搭載でスターレットが復活!

GRスターレットは前後バンパーやトレッド幅の拡大により3ナンバーサイズになる(ベストカー編集部作成の予想CG)

 トヨタが、スターレット後継に当たるヤリスより小さなコンパクトカーを開発している。しかも、ファミリーユースの標準車だけでなく、WRCラリー4クラス参戦マシンのベースとなるFFターボスポーツのGRスターレット(仮称)が計画されているというから大ニュースだ。

 このGRスターレットは、最新の情報で3ドアではなく5ドアボディになることが発覚。本格スポーツだが、実用面でも魅力的だ。

 さらにパワーユニットもポイントで、1.3L直3ターボの純エンジンを搭載。これはGRヤリスなどに搭載される1.6Lターボのダウンサイジング版で、出力は150ps/22.5kgmあたりになると予想。トランスミッションは6速MTのみの設定になる見込みだ。

 なお、GRスターレットはGRヤリスよりもリーズナブルな価格を目指しており、250万~280万円になるとベストカーでは予想する。

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