これが……最小ベンツの実力……か……ベンツCLA試乗【10年前の再録記事プレイバック】

　2013年7月24日、ベンツCLAが日本に上陸を果たした。Aクラスベースの4ドアクーペの実力を試乗にてチェック！（本稿は「ベストカー」2013年8月26日号に掲載した記事の再録版となります）

文：編集部

■Aクラスベースの4ドアクーペが上陸！

　Aクラスをベースにした派生モデルの4ドアクーペ、CLAが7月24日、日本発表となった。

　CLAのボディサイズは全長4630×全幅1777×全高1437mmとAクラスに比べ全長が340mm長く、全長4595mm。

　一見、セダンに見えるがCd値0.22という流麗な4ドアクーペである。

　またこれまでA/Bクラスに存在しなかった4MATICと呼ばれる4WDがA45AMGに続き、このCLAにも4MATICを設定している。

　システム的にはいわゆるスタンバイ式の4WDとなる。

　日本仕様のラインアップは122psの1.6LターボのCLA180が335万円、211psの2Lターボを積むCLA250が459万円。CLA250の4MATICが484万円。いずれもデュアルクラッチの7速DCTが組み合わせられている。

　そして360psの2L直4ターボを搭載する最強版、CLA45AMG　4MATICが710万円。さらに日本導入を記念した300台の限定車CLA250エディション1が510万円で用意されている。

　このエディション1はレザーシートに黄色いステッチがあしらわれ、エクステリアではAMGの18インチアルミホイールやスポーツサスペンション、AMGのフロント/リアエプロンやサイドシルなど専用装備がおごられている。

　もちろんAクラスと同様、安全装備も満載だ。

　追突のリスクを低減するレーザー型衝突警告システムCPA、ロングドライブの時に注意力低下を教えてくれる「アテンションアシスト」が全車標準装備。

　そのほか、緊急ブレーキ機能CPAプラスや車間距離を自動でキープする「ディストロニックプラス」などがA45AMGに標準装備され、そのほかのモデルにはパッケージオプションとして用意されている。

　次期Cクラスはひと回り大きくなることは確実。ほぼ現行Cクラスと同じサイズということもあり、ヒット間違いなし！

（写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです）

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