フォルクスワーゲンは4月12日、ドイツ・ヴォルフスブルク工場において、改良新型『ゴルフ』(Volkswagen Golf)の生産を開始した。改良新型の第8世代のモデルは、これまで以上に魅力的で知的で、かつ効率的だと紹介されている。1974年の初代発売以来、全世界で3700万台以上が販売されているゴルフだが、今回どのような進化を遂げているのだろうか。
改良新型ゴルフは、フロントエンドの変更により一目で識別可能だ。新デザインのLEDヘッドライトや、新しいハイパフォーマンスメインビームを備えたIQ.LIGHT LEDマトリックスヘッドライト、ヨーロッパのフォルクスワーゲンとしては初めてラジエーターグリルにあるフォルクスワーゲンのロゴが照明されるなど、視覚的な特徴が目立つ。
新デザインのヘッドライト内装には、より高速なプロセッサを搭載した新世代のインフォテインメントシステムや、直感的なメニュー構造のフリースタンディングタッチスクリーン(対角:32.2cm/12.9インチ)、照明付きのタッチスライダーなどが特徴である。また、標準装備の最新デジタルインストゥルメントや、エアコンや電話、ナビゲーションシステムの操作だけでなく、飛行機の詳細から一般知識の質問まで、ほぼあらゆるトピックに関するオンライン情報にアクセスできる統合ChatGPT機能を備えたIDAボイスアシスタントも新たに導入された。
新型ゴルフのインテリアパワートレインの範囲では、実証済みの効率的なTSI、TDI、eTSIマイルドハイブリッドドライブに加え、電気の航続距離が100kmを大幅に超え、合計で約1000kmの航続距離とDC急速充電機能を備えた2つの新しいプラグインハイブリッドが設定される。
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