日本のクルマ好きたちが、毎年ソワソワと気にしているのが北米の「25年ルール」。2024年に「25年ルール」対象となるS15型日産 シルビアは今もかなりの高額なのに……ここからどうなってしまうのだろうか!?

※本稿は2024年4月のものです
文/伊達軍曹、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年5月10日号

■日産 シルビア(7代目)

特にターボモデルが人気のS15。走行15万kmを超えた車両でも200万円を超える

 1999年1月に発売された7代目の日産シルビア。前身であるS14で不評だったやや大柄なボディはグッとダウンサイジングされ、ほどよく活発な2Lの直4ターボまたは自然吸気エンジンを搭載するFRクーペ……というような存在は昨今の新車では希少というか皆無であるため、当然ながらその中古車価格は高騰している。

 新車時価格は177万~260.7万円という、下手をすれば学生でも買えなくはない金額だったのだが、直近の平均価格は約330万円。走行距離少なめなノーマル車に絞って考えると、その中古車価格は400万~650万円というのが現状だ。

 S15シルビアは3作目の“ワイスピ”に登場しているということもあって、2024年はほぼ確実にさらなる値上がりを記録するだろう。

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