韓国タイヤメーカー大手のクムホタイヤが、フォルクスワーゲン『パサート』シュコダ『スパーブ』に新車装着用タイヤとして「ECSTA HS52」(エクスタ・エイチエスゴジュウニ)の供給開始を発表した。供給タイヤサイズは215/60R16。

シュコダはチェコを代表するフォルクスワーゲングループ傘下の自動車メーカーで、現行のスパーブはパサートの兄弟車。パサートは、ミドルクラスの車両として世界で初めて3000万台以上を販売しているロングセラーモデルとなり、スパーブも洗練されたデザインと優れた性能で根強い人気を誇る、シュコダのフラッグシップモデルとなっている。

今回、パサートとスパーブに供給されるECSTA HS52は、ドライバーが快適性とスポーツ性を同時に堪能できるように開発されたハイバランスタイヤだ。路面との接地圧を一定に保つことで衝撃や騒音を抑制し、快適な乗り心地を実現している。また、剛性を高めたトレッドゴムの採用により優れたハンドリング性能も実現している。

ECSTA HS52は、欧州で最も影響力があるとされているドイツの自動車専門誌『ADAC』や『Auto Bild』が実施するサマータイヤテストにおいて継続的に高い評価を獲得している。ADACでは16製品中総合3位(215/55R17)、Auto Bildでは55製品中総合4位(205/55R16)という結果を得ている。

クムホタイヤでは他にも、フォルクスワーゲン『ジェッタ』『タオス』『ID.4』などに新車装着用タイヤを供給しており、欧州市場での存在感を高めている。

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