オペルは11月13日、新型電動SUV『グランドランド・エレクトリック』を欧州市場で発売した。

グランドランド・エレクトリックは、オペルの先進的なコンセプトカー「エクスペリメンタル」の革新的な機能の多くを実現している。フロントのイルミネーション付きオペルロゴや、リアの連続発光するOPELの文字など、外観デザインに特徴がある。

また、5万個以上のLED素子を使用した先進的なヘッドライト「インテリラックスHD」や、実用的な「ピクセルボックス」などの革新的な機能を搭載している。

最も注目すべき点は、この新型車がオペルで初めて、ステランティスのSTLAミディアムプラットフォームを採用していることだ。これにより、乗員のための広々とした空間と快適性が確保されている。さらに、バッテリー電気自動車(BEV)として、1回の充電で最大約700kmの走行が可能となっている。

オペル・グランドランド・エレクトリック

バッテリー容量に応じて、73kWhバッテリー搭載モデルで523km、82kWhバッテリー搭載モデルで582kmの走行が可能だ。これらの数値はWLTPサイクルに基づいている。

パワートレインには、最高出力157kW(213hp)の電気モーターを搭載し、345Nmの瞬時トルクを発生させる。これにより、ドライビングプレジャーも充分に楽しめる仕様となっているという。

オペルのグランドランド・エレクトリックは、長距離走行が可能な電気自動車の新たな選択肢として、欧州市場で注目を集めそうだ。

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