中古車バブルがまだまだ続く中、新車価格よりも中古車価格が高いクルマが多くなってきた。そんな中、もし中古車バブルが崩壊したら…そんな来る日に備えて、妄想を膨らませつつほしいクルマを厳選していこう!
※本稿は2024年9月のものです
文:清水草一/写真:レクサス、ホンダ、日産、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年10月26日号
■現行国産スポーツの中古価格が10分の1に……妄想だからいいの!
現行国産スポーツモデルには、新車での入手が困難なクルマがいくつもある。そのアオリを食って、中古価格は軒並み新車価格を上回っている。いわゆるプレミア価格というやつだ。転売ヤーどもは地獄に堕ちろっ!
そこまで高騰した価格がいきなり10分の1に暴落することはあり得ないが、バブル崩壊が再来すれば、数年後には数分の1まで下がる可能性はゼロじゃない。今回は妄想企画ゆえ、別記事で紹介したフェラーリF40の暴落例、10分の1にオマケして、欲しいクルマの夢を見てみよう。
私が一番欲しいのはレクサス IS500だ。古風なセダンボディに5L、V8自然吸気の組み合わせは神。現在の相場は新車価格より数十万円高いので絶対買わないが、10分の1になったら絶対買います! 5台くらい欲しいです!
2位はシビックタイプR。これまた端正な5ドアボディに超絶エンジンの組み合わせ、しかもMTのみなんだからヨダレが出る。これも新車価格よりちょい高い程度で買えるけど、中古車マニアは新車より高い中古車なんて買いません! でも10分の1になれば3台買います!
3位はフェアレディZだ。フツーに一番欲しいのは、バージョンSTのAT(新車価格665万円)かな~。でも中古が今の10分の1に暴落するなら、いっそNISMOを奮発したい。だってたったの120万円だもん! 夢ですよ、夢……。
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■異常な人気! シビックタイプR
日本におけるシビックは「タイプRありき」。信じがたいほどタイプRに人気が集中している。現行シビックタイプRは、発表と同時に注文が殺到し、わずか4カ月で2万台に達して受注停止となったが、その頃は「受注の大半がタイプR」という異常な状況だった。
その後、1.5ガソリンやe:HEVもそこそこ売れたことで、タイプR率は薄まったが、発売から現時点まで国内登録された現行シビックは、タイプRも含めて合計約3万台。うち約1万台がタイプRと推測される。
逆に言うと、これだけ売れているクルマなので、値崩れが早い可能性はある。間もなく受注が再開されるとも言われており、中古価格が新車より安くなる日は近い!?
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