走行中のクルマのトラブル…起きては欲しくないことだが、公道を走行する以上その万が一に備えなければいけない。もしも高速道路でトラブルが起きて車両を停車させた際に必要となるのが、三角表示板だ。しかし実はより安全に、後続車に自車の存在を知らせてくれるアイテムがあるらしい!? 今回は株式会社エーモンから販売されている「パープルセーバー」について調べていく!!

文:西川 昇吾/写真:ベストカーWeb

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■高速道路で予期せぬトラブル…と同時に予期せぬ違反!?

予期せぬ事態に陥ってしまう可能性は0ではない。必ず対策しておくことが大切だ

 パープルセーバーの紹介に入る前に、簡単に三角表示板の必要性について紹介しよう。高速道路で車両の故障により、やむを得ず路肩などに停車する場合は三角表示板を表示する義務がドライバーにはある。

 道路交通法第七十五条の十一を抜粋すると、正確には「停止しているものであることを表示しなければならない」とされている。

 つまり、三角表示板のように後続車に自車が停止していることを表示して知らせるアイテムを携行する必要があるのだ。

 義務となっているため、故障時に知らせるアイテムを使用しなければ「故障車両表示義務違反」となり、点数1点、反則金6000円(普通車および二輪車)が課せられる。道路交通法違反となるのだ。

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■パープルセーバーは三角表示板の5倍後方から見える!

こちらがパープルセーバー。かなり遠方からでも視認が可能となっている

 ここまでで三角表示板の必要性は理解できただろう。三角表示板は約200m先から見えるようになっている。しかし、パープルセーバーは昼間ならば約400m、なんと夜間ならば1000m以上後方から確認することが可能だ。

 名前にもある通り、光の色が「パープル」となっているのは、道路交通法で点滅する停止表示器材の色が紫と決められているからだ。

 もちろん、道路交通法施行規則適合品で緊急時に三角表示板の代わりとして使用することが可能となっている。

超強力な紫色の灯火が後続車へのアピールをする。事故防止には必須な装備だ

 以前のパープルセーバーは800mだったがリニューアルで視認距離が200m伸びて1000mにアップ。安全性はより向上した。これは、レンズカットを変更し、より遠くへ光を飛ばせるようになったからだ。

 1000m後方となると、高速道路ならば故障車に到達する約36秒も前から気が付くことが出来る。これなら安全に故障車を避けることが出来るだろう。

 実際に筆者も昼間に約400m後方から見てみたが、その存在はバッチリと確認できた。写真では分かりづらいかもしれないが、強いパープルの光は直ぐに目に付くため、後続へのアピールもバッチリだと感じた。

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■使い方は簡単!そしてより簡単に進化!

えぇ!? クルマに「ポンッ」と付けるだけで良いの!?

 そしてパープルセーバーは使い方も簡単だ。上面のスイッチを押し、底面にマグネットが配置されているので、屋根やトランクといったクルマのスチール部分に設置するだけ。

 もしもの時で焦っていても、簡単に光らせることが出来る。なお、マグネットがある底面とスイッチの上面はゴムでカバーされているため、大切な愛車の塗面を傷つけることもない。

 さらに新型のパープルセーバーは使いやすさがアップしている。電池ホルダーを新たに採用したため、電池の交換がしやすくなり、入れ間違いをする可能性が低くなった。

 しかも点灯時間は従来の5時間から8時間に伸びている。使用する電池は従来と同じ単4アルカリ乾電池だ。8時間もあればロードサービスを待っている間も安心できそうだ。

 サイズもコンパクトなので、ドアポケットなどスグに取り出せるところに収納することが可能となっている。もしもの時に備えてパープルセーバーを愛車に常備してみてはいかがだろうか?

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