「天使の咆哮」として一世を風靡し、今なおその名を轟かせているレクサス LFA。そんなLFAがGRブランドとなって帰ってくるとの情報を入手した。次期型LFAは、ガソリンのほかにもハイブリッドやBEVで登場する可能性もあるという。今回はそんなLFAの最新スクープ情報をお届けしていく。

※本稿は2024年10月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:レクサス
初出:『ベストカー』2024年11月10日号

■LFA後継車がGRブランドで登場!?

V8、4Lツインターボの純エンジンかハイブリッドか。いずれにせよGT3マシン直系のスーパースポーツがGRブランドから登場する。レクサス版はこのBEVスポーツになる可能性もある(ベストカー編集部作成の予想CG)

 ベストカーがレクサス LFAIIとして情報をお届けしてきたスーパースポーツが、GRブランドで発売されることになったらしい。そんな驚きの情報が入ってきた。

 LFAIIは現在開発中の「GR GT3」のベース車。GT3はレース専用車だが、ベースとなる市販車が必要なカテゴリーで、それがレクサスLFAIIだったのだ。

 GT3はV8、4Lツインターボで、LFAIIはそれにモーターを加えたハイブリッドという情報だが、GRブランドで売るということはV8ツインターボの純ガソリンエンジン車である可能性も浮上してきた。

 レクサスは2035年までに、BEVもしくはBEV寄りのPHEV専用ブランドになるとしている。

 それまでにはまだ時間があるとはいえ、そこにV8ツインターボのスポーツカーをラインナップするのはイメージ戦略上どうなのか? という意見が強く、GRに移管したというのが情報筋の話。であれば、ハイブリッドではなく純ガソリンターボの線もある。

 そのあたりの情報は錯綜しているが、GT3マシン直系のスーパースポーツがスタンバイしているのは確か。早ければ2025年中に登場する!

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 GR関連の情報をもうひとつ。カモフラージュしたテスト車が捉えられるなど、完成直前までいっていたGRMNスープラが開発中止になったという。存在意義に疑問符がついたということだろうが、スープラは次期型からトヨタ単独開発となることが決まっており、そちらに集中する意味合いもありそうだ。

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