コンビニという身近な場所で、ミニカーが買える。マニアにとって、これほど幸せな出来事はあるだろうか。缶コーヒーを買えばミニカーが付いてくる時代もあったし、コンビニ限定のミニカーも多くあった。その時代に貢献したミニカーメーカーの京商が、またまた面白い商品を販売するってさ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:京商
■コンビニ×ミニカー文化を生み出した功績
幼い頃、コンビニのお菓子売り場近くに並んでいる商品の存在が気になって仕方がなかった。縦長の箱に入っているのは、1/64サイズのミニカー。箱には数台の車種ラインナップが記載されているが、どれが出るかは分からない。開封する時、興奮と期待でドキドキが止まらなかった。
当時、少年だった筆者の甘い記憶の対象になっているのは、高品質のミニカーを手がける京商が、2004年からサークルK/サンクスで販売をスタートした、「京商CVSミニカーシリーズ」だ。
第1弾に「フェラーリ ミニカーコレクションVol.1」をリリースし、その後も定期的にさまざまなメーカーのミニカーを市場へ投入。2016年12月に発売した第83弾「フェラーリ ミニカーコレクションVol.12」をもって、12年間に渡る歴史に幕を下ろした。
それから長い年月を経て、京商は再びコンビニでミニカーの販売を始めた。その第1弾がKYOSHO MINI CAR & BOOK、第2弾がKYOSHO 64 Collectionである。
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■第3弾のメニューはスバリストが歓喜する4台
なかでもKYOSHO 64 Collectionの特徴は、国内外の自動車史を彩った名車だけでなく、他のホビーブランドでは製品化されてないような車種まで、幅広く製品の仲間に加わっている点。さらに完全新金型でありながらも、価格は手を出しやすい1540円なのも嬉しいポイントだ。
KYOSHO 64 Collection第1弾はトヨタ、第2弾は日産がリリースされたが、第3弾のメーカーに選ばれたのはSUBARU。車種ラインナップはレガシィ、WRX STI、レヴォーグ、BRZの4車種で、各車2カラーを設定。これに京商オンラインのみで購入できる、特別色のレヴォーグ (ブルー)を加えた、合計9台が用意された。
2024年12月6日(金)から、全国のファミリーマート一部店舗と京商オンラインで販売を開始。財布に優しい価格設定ながら、高いクオリティに仕上がってるKYOSHO 64 Collectionを手に取て、ミニカーからあふれ出ている魅力を思う存分味わってほしい。
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