まもなく登場しそうな新型スイフトスポーツ。こちらに目が行ってしまうが、ベースのスイフトもハンパないデキなのだ。3気筒エンジンになり賛否両論あるものの、実際はどうなのよ!!!!!

※本稿は2024年10月のものです
文:片岡英明/写真:スズキ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年11月10日号

■スズキ スイフト(2023年12月フルモデルチェンジ)

スズキ スイフト【主な変更点】新開発の1.2L直3エンジンを搭載して燃費向上。新開発の予防安全装備搭載。スズキ初のドライバーモニタリングシステム採用。9インチのディスプレイオーディオ設定

 スズキの屋台骨を支えている世界戦略車だから、今度の5代目にかける開発陣の意気込みはハンパじゃなかった。

 マイルドハイブリッドを主役とする1.2Lエンジンは新開発だ。ボディや足まわりなどの剛性も高められている。ヨーロッパの激戦区でも発売しているから、コンパクトカーとしてのトータル性能は大きく引き上げられた。

 キャビンはそれなりの広さだし、ラゲッジルームもそれなりの広さだ。が、前席に座ることが多いなら大きな不満は出ないはず。自慢の走りも洗練度を高めている。ハンドリングは軽快で、運転が楽しい。

 新開発の3気筒エンジンにモーターのハイブリッド車は発進から力強いし、実用燃費も良好だ。乗り換えると進化していることがわかる。

●進化度:先代と比べて……+20点

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