韓国のハンコックタイヤは、フォルクスワーゲンの新型『ティグアン』に純正装着タイヤとして「ベンタス エボ SUV」を供給すること発表した。
この高品質サマータイヤは、コンパクトSUVの第3世代モデルに採用され、18~20インチの5種類のサイズが用意される。
ハンコックの技術者は、2年間の開発期間中、ベンタス エボ SUVの優れた走行特性と特に低い騒音レベルを両立させるために集中的に取り組んだ。慎重なトレッドデザインとトレッド材料のバランスの取れた組み合わせにより、66デシベル未満という低騒音レベルを実現。これはVWの要求仕様よりも低く、車両全体の制限値である68デシベルを下回っている。
オプティ・ピッチ技術やカーフデザインなど、様々な技術を駆使して騒音レベルの最小化を図った。デュアル・ピッチ技術により、トレッドの内側と外側のブロック数を最適化し、コーナリング時の操舵精度を最大限に高めつつ、低騒音トレッドパターンの要件も考慮している。
ハンコックの高性能タイヤ「ベンタス エボ SUV」を純正装着するVW ティグアン 新型さらに、トラクション、制動性能、コーナリング安定性、最大走行距離を損なうことなく騒音を低減するため、トレッド高も調整された。
ティグアンの各モデルバージョンに合わせて、タイヤサイズごとに異なる特徴を持たせている。18インチと19インチバージョンが最高の走行快適性を提供する一方、Rライン用のタイヤはよりスポーティな設定となっている。20インチのスポーツバージョンも用意され、サーキットで実証済みの特殊トレッドコンパウンドを採用。開発者たちはニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでの厳しい走行テストも実施した。
ハイブリッドモデルも用意されているティグアンの特性に合わせ、ハンコックの開発者たちは可能な限り低い転がり抵抗の実現にも注力した。新型ベンタス エボ SUVは、ハンコックのハンガリー・ラツァルマシュにある最新鋭の欧州工場で生産されている。
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