2025年1月10日により開催される「東京オートサロン2025」。一年に一度のカスタムカーの祭典に先立ち、各メーカーが出展情報を公開し始めている。
ホンダからは、初公開となる2台の車両が展示される。まず、『シビックタイプR』に新たに追加される「RACING BLACK Package」(2025年1月発売予定)が市販予定車として初お披露目。さらに、2023年10月のジャパンモビリティショーで世界初公開された「プレリュードコンセプト」をベースにした新型『プレリュード』のプロトタイプモデルも初公開される。
日産からは、「スポーツカーエリア」と「カスタムカーエリア」の2つのエリアを設け、日産の技術力と新たなカスタマイズの世界を紹介する。スポーツカーエリアでは、レース経験から得たフィードバックと日産の技術が注ぎ込まれたスポーツカーを展示。一方、カスタムカーエリアでは、日産ならではの多彩なカスタムカーを披露する。
日産の直系カロッツェリアとして高付加価値を提供するカスタムカーブランド「AUTECH(オーテック)」からは2台の展示車両が登場する。「オーラ AUTECH SPORTS SPEC」は今回初公開となる新モデルで、「セレナAUTECH SPORTS SPEC」とともに展示される。加えて、2024年11月に発表し注文受付を開始した『フェアレディZ』2025年モデルの北米仕様、日産の有志エンジニアによって製作された、R32型『スカイラインGT-R』をEV(電気自動車)化したコンセプトの「R32 GT-R EVコンバージョン」、オートサロンに出展する『キャラバン』のカスタムカー第5弾として、災害時に備える支援車両『DISASTER SUPPORT SPEC.』などを展示する。
また輸入勢ではケータハムが、今年の東京オートサロン2024でも展示した新型EVスポーツカー『プロジェクトV』の最新バージョンを公開する予定。このプロジェクトVのパワートレインには、ヤマハ発動機のeアクスルが搭載されることが明らかになっている。
ホンダの東京オートサロン2025ブースイメージ開催に向けて続々と出展情報が発表される中、早くもSNSでは「オートサロン行きたいな」「チケット買わな」「もちろん行きます!」「行かない理由がない」など待ちきれないファンの声が多く見られる。また、「シビックの展示楽しみ」「プレリュードのプロトタイプ出るのか」など各メーカーの出展内容に注目するコメントや、「マツダはロータリーメインかな」など出展内容を予想するファンも。
他にも様々な自動車メーカー、カスタムパーツメーカーからも出展が予定されており、各社の動向から目が離せない。東京オートサロン2025は2025年1月10日~12日まで千葉県幕張メッセで開催される。一般チケット販売も11月1日より開始され、価格は1月10日が4000円。11日、12日はそれぞれ3000円となっている。事前販売の電子チケットのみとなっているので注意が必要だ。
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