レクサスは、新型『LM』に6座仕様の「LM500h“version L”」を設定、5月9日に発売した。新仕様は、「素に戻れる移動空間」というコンセプトのもと、快適性と利便性を追求したラグジュアリーミニバンだ。

初代LMは、2020年に中国やアジア地域での需要に応えるために企画され、4座・7座仕様が好評を博した。新型LM500hは、ラグジュアリーマーケットの価値観の変化に対応して、全面刷新された。日本国内では、新たなフラッグシップモデルとして、4座仕様車の「EXECUTIVE」に続き、6座仕様車のversion Lを追加した。

新仕様は、開放感と見晴らしに配慮しながら、多人数乗車でもパーソナル感を尊重した室内環境を意識している。インテリアのカラーは、「ソリスホワイト」と「ブラック」を設定。乗員に最適な車内環境を実現する「リヤクライメイトコンシェルジュ」が、エアコンやシートポジション、サンシェード、照明などを統合制御する。また、リラクゼーション機能を備えたシートや、多彩な機能を持つリヤマルチオペレーションパネルなど、きめ細やかな心遣いと機能性を兼ね備えた車内環境が特徴だ。

主要諸元は全長5125mm、全幅1890mm、全高1955mm(17インチタイヤ装着車は1945mm)、ホイールベース3000mm。パワープラントは2.4L直列4気筒ターボ・ハイブリッド、Direct Shift-6ATを介して四輪を駆動する。タイヤサイズは17または19インチ、車両重量は2440kg。

メーカー希望小売価格は諸費税込1500万円となっている。

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