日本が世界に誇る本格派クロカンSUV、トヨタ ランドクルーザー。2024年5月にはプラド後継のランドクルーザー250が登場予定だが、さらにもう一台、2025年にはランクルファミリー最小の「ランドクルーザーFJ」が登場する可能性がある。

※本稿は2024年3月のものです
文、予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部、TOYOTA
初出:『ベストカー』2024年4月26日号

■ファミリー最小のランクル登場!?

ベストカー編集部が作成したトヨタ ランドクルーザーFJの予想CG。IMV0のラダーフレームをベースとして採用。車体サイズはカローラクロスに近い

 2024年5月にもランドクルーザー250が販売を開始するが、さらにランクルはファミリーを拡大していく。

 250は300と比べればコンパクトとはいえ、300と同じGA-Fプラットフォームを使うためホイールベースは2850mmで、全長は4925mm、全幅は1980mmあり、やはり大きい。

 ランクルの堅牢さを求めるものの、サイズ的に購入を断念していたファン待望の「ランクルミニ」が2025年登場を計画するランドクルーザーFJだ。

 IMV0のラダーフレームをベースとすることでホイールベースは2750mmへと短縮し、全長4500mm、全幅1830mmとひと回り以上コンパクト。ハリアーよりも小さく、カローラクロス(4490×1825×1620mm)に近いサイズ感。エンジンは直4、2.7Lガソリンエンジンを搭載する。

●トヨタ ランドクルーザーFJ 予想スペック
・全長:4500mm
・全幅:1830mm
・全高:1850mm
・ホイールベース:2750mm
・パワーユニット:直列4気筒DOHC、2.7Lガソリン
・最高出力:163ps
・最大トルク:25.1kgm
・予想価格:350万~450万円

■BEVになってもランクル健在! ランドクルーザーSe

2023年のジャパンモビリティショーに出展されたランドクルーザーSe。モノコックボディを採用するBEVだ

 もうひとつ、ジャパンモビリティショー2023で注目だった「ランドクルーザーSe」。BEVでモノコックというパッケージングだが、新時代のランクルとしてこちらもデビューに期待したい。

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