27日に行われた政治資金規正法の改正に向けた衆議院の特別委員会には、与野党が推薦した4人の有識者が出席しました。

自民党が推薦した東京大学の谷口将紀教授は「国民は政治家による金の使い方に不信感を持っている」と指摘しました。
東京大学・谷口将紀教授:「パーティー券購入者の公開基準を引き下げることにより、広く国民が監視できるようにすることが必要。政策活動費の透明性を向上させる実効性のある措置が講じられることを望む」

また、立憲民主党が推薦した駿河台大学の成田憲彦名誉教授は、政策活動費の透明化を訴えました。
駿河台大学・成田憲彦名誉教授:「政策活動費は要するに政党の機密費。国民の理解を得るのが難しいばかりか、むしろ政治の安定を損なうことになるのではないか。完全公開にするのがいいのではないかと考える」

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