奈良県は27日、奈良県こども・子育て推進本部の会議を開き、同本部内に「ジェンダー平等推進プロジェクトチーム」を設置した。女性就業率の低さや性別での役割分担意識が強いといった課題の克服をめざす。県庁内、県内の市町村、企業、教育現場を対象に意識や実態を調査したうえで、現場に合わせた対応策を検討する。
「奈良県こどもまんなか未来戦略(仮称)」の策定や具体的な施策の実施にあたり、こども・子育て推進アドバイザーも配置する。ジェンダー平等の推進担当として、内閣府男女共同参画推進連携会議の委員を務めるウィルラボ(東京・台東)の小安美和社長を任命した。県は今後も児童虐待対策などでアドバイザーの選任を進める。
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