核兵器廃絶を願う被爆地の声を国連に届けている高校生平和大使が、ノルウェー訪問を前に長崎市長を表敬しました。

長崎市役所を訪れたのは高校生平和大使を務める活水女子高校3年の木場笑里さん(17)です。

木場さんは6月3日から9日まで、広島県の高校生などとノルウェーの首都・オスロ市を訪問します。

長崎市の鈴木市長からの親書をオスロ市長に届けたり、現地で核兵器廃絶を訴える団体と交流を予定しています。

木場笑里さん
「長崎が特に活動の中でも被爆者の人と直接交流する機会が多いので、被爆者の人からいただいた言葉や、長崎でこれまで感じた平和教育を、自分自身の言葉で直接長崎だからこそできることを伝えていきたい」

高校生平和大使は2018年からノーベル平和賞に毎年ノミネートされていて、今年も推薦が受理されているということです。

オスロ市には受賞者を決めるノーベル委員会もあり、木場さんなどは現地で活動をアピールする計画です。

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