お産ができる施設がない岩手県奥州市で新たな産後ケアの取り組みです。
市内のホテルを活用した赤ちゃんと母親への支援事業が始まることになり、5月28日にリハーサルが公開されました。

奥州市では6月から、市内2カ所のホテルを活用して産後間もない赤ちゃんと母親へのサポート事業を行うことになり、28日はそのリハーサルが公開されました。

この事業では、助産師が母親の育児相談に乗るほか赤ちゃんの健康チェックなどを行うことになっていて、28日は作業の流れを確認していました。

この産後ケア事業は、プラザイン水沢と水沢グランドホテルであわせて月6回程度実施され、母親はゆっくり食事を楽しむこともできるということです。

リハーサルに参加した産後1カ月の母親は、「病院に行かなくても、ちょっとしたことでも助産師さんに相談できる。利用しやすい」と話していました。

奥州市健康こども部 高野聡部長
「心と体をゆっくり休めていただいて、子育てが楽しいと思ってもらえれば」

奥州市の産後ケア事業はこれまで総合水沢病院で行われていましたが、希望者が多いことから拡充されたもので、市の健康増進課では申し込み方法など気軽に問い合せてほしいとしています。

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