愛媛県内の企業の夏のボーナスの支給見込み額が29日に発表されました。平均で去年より1%アップになったものの業種ごとに明暗が分かれています。

いよぎん地域経済研究センターによりますと、愛媛県内265社が回答したアンケートの結果、今年の夏のボーナスの支給見込み額は去年より1%アップの40万2000円になっています。

業種別では人手不足による人材確保を目的に食料品が3.4%増加したほか、建設やサービスなどの非製造業でも増加が見られました。

この一方で原油高による燃料代の高騰や、2024年問題に伴う物流費の高騰により「紙・パルプ」で8%ダウン、「機械・金属」で5.7%の減少になっています。
夏のボーナスに松山市内の街の人は…

男性:
「(ボーナスの額は)上がってると思います。国も賃上げの方向で動いていると思うので、会社の方もそれに合わせて、なるべく従業員に還元する動きになっているような印象は受けます」

男性:
「ボーナスは何カ月分って支給されるので、基本給自体は上がってるので、そういう意味では(ボーナスも)上がってるかもしれないです」

増加の要因について、いよぎん地域経済研究センターは「社員のモチベーションアップや物価上昇などに対応するため、ボーナスを引き上げる企業が多かった」と分析しています。

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