高校生の国際交流です。台湾の高校生が長野県須坂市の高校を訪問。おやき作りや着物の着付け体験で日本の文化に触れました。

須坂高校の生徒から拍手で迎えられたのは、「教育旅行」で訪日中の台湾・宜蘭県の羅東高級中学の生徒ら120人です。

歓迎セレモニーの冒頭、4月発生した台湾東部沖地震の犠牲者を悼み、黙とうを捧げました。

学校は被害が大きかった花蓮県の北に位置しますが、幸い被害はなく、「教育旅行」も予定通りの実施です。

両校は2019年から姉妹校として交流していますが、コロナの影響で対面での開催は5年ぶり。互いにダンスを披露し合うなどして交流しました。

セレモニーの後は、グループに分かれて日本の文化を体験。こちらは信州の郷土食の「おやき」づくりです。

言葉の壁はスマホの翻訳を使ってー。

中国語・羅東高校生徒:
「衛生的な格好をしているんだよ」(と返した)
「『豚まん』に似ています」

台湾の生徒:
「おいしいです」
「きょうは楽しかったです。皆さん熱心で、ありがとうございます」

「羽織」の着付けも体験しました。

台湾の生徒:
「とても新鮮な体験でした。コロナで日本に来ることができなくて、今回来られてうれしい」

須坂高校の生徒:
「英語の単語で会話している感じ。ちょっと通じないこともあって難しいけど楽しい」

貴重な交流の場となった今回の訪問。秋には、須坂高校の2年生が台湾を訪れる予定です。

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