海上自衛隊トップの酒井海上幕僚長は韓国軍による6年前の自衛隊機に対するレーダー照射問題を巡り、日韓両政府が再発防止策を確認したことについて「大きな進展だ」と歓迎しました。

酒井海幕長
「隊員の安全確保が担保され、地域の安全保障環境安定化に貢献できる基盤を再構築できたことは大きな進展であると考えています」

 そのうえで、酒井海幕長は途絶えていた韓国海軍との防衛協力を強化していく考えを示しました。

 一方、レーダー照射の有無などの事実認定が事実上「棚上げ」となったことについては「日本側の認識に変化はない」とする一方で、「矛盾にこだわれば刻々と変化する情勢に遅れてしまう」と説明し、安全保障面での協力を優先する考えを示しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。