女性1人が生涯に産む子どもの平均の数を示す「合計特殊出生率」が発表され、2023年の県内は1.22と、過去最低を更新した。

厚生労働省によると、2023年の県内の合計特殊出生率は1.22で、前の年と比べて0.1ポイント減少し、過去最低を更新した。
全国平均の1.20を上回ったが、都道府県別の順位は2022年の29位から下がり33位となった。

また、県内で2023年1年間に生まれた子どもは5151人で、2022年から523人減少。
結婚した組数は2971組で、2022年から213組減少した。どちらも過去最少。

6日の定例会見で吉村知事は、この結果について「憂慮すべき状況。あらためて危機感を持って受け止めている」とし、「引き続き結婚から子育てまで切れ目のない支援など実効性ある施策に取り組んでいく」としている。

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