夏ごろに、子どもを中心に流行する「手足口病」。
大阪府で、1週間あたりの患者数が、5年ぶりに警報レベルを超え、注意を呼び掛けています。

「手足口病」は、咳やくしゃみをした際の飛まつなどで感染し、口の中や手足などに発疹が出るのが主な症状ですが、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症が起こることもあります。

4歳くらいまでの子どもを中心に流行しますが、大阪府によると、今月2日までの1週間に報告された「手足口病」の定点あたりの患者数は6.11人で、警報レベルの5人を超えたということです。

警報レベルを超えるのは、2019年以来、5年ぶりです。

【大阪府・吉村知事】「府民のみなさまにおかれましては、感染対策・手洗いを徹底をすることをお願いしたい」

「手足口病」は有効なワクチンがないため、大阪府は、子どもが集団生活を行う保育施設や幼稚園などでの感染対策を呼び掛けています。

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