岩手県は6月6日、中部保健所管内の保育所でノロウイルス等よる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。
園児や職員など計16人が嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴えているという。

県によると、5月30日に中部保健所管内の保育所から、複数の園児と職員に嘔吐や下痢、発熱等の症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、5月8日から6月4日にかけて園児14人と職員2人の計16人に嘔吐や下痢、発熱の症状があったことがわかった。

症状のある2人からアデノウイルスやノロウイルスが検出された。

重症者はなく、いずれも回復に向かっているという。

岩手県は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクや使い捨て手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけている。

※中部保健所管内は花巻市・遠野市・北上市・西和賀町

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。