初夏の味覚です。愛媛県西条市周桑地区で毎年行列必至、人気フルーツの収穫がピークを迎えています。７日も産直市では１０００個が約１５分で完売しました。
朝７時過ぎにイスに座って待つ３０人近い客。西条市丹原町のＪＡ直売所「周ちゃん広場」に訪れた客のターゲットは、初夏の風味満点のアムスメロンです。
喫茶店でアムスメロンを使ったかき氷を提供するため、松山から訪れた男性は２０箱分を購入。車の荷台にはメロンの箱がぎっしり。周ちゃん広場では７日に１０００個がわずか１５分で完売しました。
西条市周桑地区は愛媛産のアムスメロンの約７割を出荷する最大の産地。収穫が５月下旬から始まり、現在ピークを迎えています。曽我松子さんの農業用ハウスでもさわやかに香る実が丁寧に摘み取られています。
曽我松子さん：
「（収穫前に）しばらくお天気が続いたおかげで、糖度もグンと上がったように思います」
また周ちゃん広場の隣にあるカフェでは、大きなアムスメロンを豪快に使った夏の人気スイーツ「メガマウンテン」が１５日（土）から登場します。
周桑地区のアムスメロンの収穫は６月末まで続き、期間中４０トンの出荷を見込んでいます。
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