栃木・宇都宮市で、新種のハチ「シモツケヒラアシキバチ」が発見され、SNSで約200万回近く閲覧されている。栃木県の旧国名「下野(しもつけ)」にちなみ名付けられたこのハチは、胸の部分が褐色でお腹の部分に、黄色と黒の模様があるのが特徴だ。

雑木林でハチの新種を発見

栃木・宇都宮市で発見された新種のハチが、SNSで約200万回近く閲覧され、注目を集めている。

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宇都宮市の雑木林で偶然発見された新種のハチは、栃木県の旧国名「下野(しもつけ)」にちなみ、「シモツケヒラアシキバチ」と名付けられる予定だ。

その特徴について、栃木県立博物館・栗原隆学芸員は「胸の部分が褐色であることと、お腹の部分に、黄色と黒の模様があるが、その模様が今まで知られていた他の似た種類とはちょっと異なる」と話している。

「シモツケヒラアシキバチ」は、キバチと呼ばれるハチの一種だが、一般的なキバチが、黄色と黒のシマシマ模様なのに対し、「シモツケヒラアシキバチ」は、黒と褐色で少し模様が違う特徴がある。

「昆虫で楽しんで」栃木県立博物館で展示中

茨城県立博物館・栗原隆学芸員は「生き物に興味がある子たちは、そういった昆虫の動きなんかから、昆虫で楽しんでいただけるような子供たちが1人でも増えれば、そちらが一番うれしいですね」と話している。

「シモツケヒラアシキバチ」の標本は、現在、栃木県立博物館で展示されているという。
(「イット!」 5月31日放送より)

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