おはぎや手作りのお惣菜で知られる太白区秋保町のスーパーマーケット「主婦の店さいち」創業者の佐藤啓二さんが先月22日、胃がんのため亡くなりました。89歳でした。

佐藤啓二さんは太白区秋保町で1979年に妻・澄子さんと一緒にスーパーマーケット「主婦の店さいち」をオープンしました。ある日、1人のお客さんの「おはぎを作ってほしい」という要望に応えておはぎ作りに取り組み、後の主力商品となる「さいちのおはぎ」を生み出しました。
4年前に亡くなった妻・澄子さんを中心にレシピに頼らない調理で多彩なバリエーションのお総菜を作り、多くの固定客を獲得しました。
2年前に社長を退いたあとも毎日出納帳をつけるなど精力的に仕事に取り組んでいました。以前から胃の痛みがあったため、4月に検査をしたところ、胃にがんが見つかり、先月22日、療養先の施設で亡くなりました。89歳でした。

葬儀は近親者で執り行われ、来月10日に改めてお別れの会が仙台市内で開催されるということです。

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