6月10日は671年に日本で初めて水時計が設置されたとされる時の記念日です。毎年、この日に合わせてユニークな時計をつくる浜松市の男性が、2024年も新作を完成させました。

所狭しと並べられた時計。

レトロな雰囲気のものやメダカが泳ぐ水槽が付いたものなど一風変わった時計も。

これらはすべて「時計おじさん」こと黒田清孝さんのコレクションです。

落合健悟 記者:
毎年時の記念日に合わせて時計おじさんこと黒田さんがつくっているオリジナル時計。今年の新作がこちらフランスの国旗と1万円が書いてあります。時計も2つ付いていますね

毎年、その年の世相を表すゼンマイ仕掛けの時計を作っている黒田さん。

2024年の時計に込めた思いは…

黒田清孝さん:
オリンピックの日本選手応援時計です。金メダルを意識してエッフェル塔は黄色に塗ってあります

日本選手が多くのメダルを獲得できるようにと、1時間ごとに日の丸が上がる仕掛けや、パリの現地時間を確認できるよう7時間遅れた時計も付けました。

また、新しい1万円札の発行が始まることを記念して渋沢栄一の絵が動く仕組みにもこだわったと言います。

黒田清孝さん:
今年の出来は良い方ですね。バランスよく描けたと思います。絵は孫が書いています。毎年そうですけど

40年前に時計の収集を始めてから”時を忘れるほど”時計に夢中になっている黒田さん。

いつまでも時計作りを続けていきたいと話します。

黒田清孝さん:
来年は大阪万博があるものですから、それをテーマで年内に考えてみるかなと考えてはいるんですけど

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