離婚後の「共同親権」を認める民法などの改正案が衆議院を通過しましたが、自民党の野田聖子議員は採決で起立せず、造反しました。
野田議員は、共同親権の導入に慎重でした。取材に対して野田議員は…。
自民党 野田聖子衆院議員
「1つ言えるのは、きょうの討論を聞いていて、がっかりした」
立憲民主党 道下大樹衆院議員
「法案に反対の姿勢を貫いてほしいという気持ちもよく分かりますし、その方が潔いでしょう」
これは、修正案に合意し、賛成にまわった立憲民主党の賛成討論です。
立憲民主党 道下大樹衆院議員
「この原案に反対を貫いたままだったら、何が起こるのかとても怖いものがある。今の政府や一部の政党議員に勝手なことをさせてはならない」
野田議員はこう話しています。
自民党 野田聖子衆院議員
「子どものための法案であるはずが修正巡って、政党間のけんかのように聞こえたので、これでは賛成しかねると思った。落胆しました」
法案は参議院に送られ、今の国会で成立する見通しです。
20代の人
「(Q.衆議院をさきほど通過)さきほど?そうですか。全然知らなかったです。もうちょっと悩む時間が欲しい」
60代の人
「一番大事なのは子どものこと。両方のお父さんお母さんが必要だろうと思うと、それ(共同親権)が自然な形にも思える」
30代の人
「DVとかあったりすると、むしろ関わりたくない人もいる。離婚しないように頑張ります」
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