12日午前、泉区の県道で走行していた軽トラックが道路脇から飛び出してきたクマと衝突する事故がありました。運転していた男性にけがはありませんでした。
事故があったのは泉区明通2丁目の県道大衡仙台線です。警察によりますと、12日午前7時20分ごろ、軽トラックで走行していた男性から「南進していたらクマにぶつかった」などと110番通報がありました。当時、軽トラックは大和町方面から仙台市方面へ走っていて、クマは車から見て右側の林から飛び出してきたということです。
男性は「クマに気が付いたがブレーキが間に合わなかった」などと話していて、クマは軽トラックと衝突した後、よろけながら林へ入って行ったということです。
県によりますと、今年度、県内で目撃されたクマの情報は前年と比べ7件多い157件(6月10日時点)に上っています。県は、クマがエサを求めて活発に行動するシーズンに入っているとして、山林などに入る際はクマ鈴やラジオをつけるなどの対策をとるよう注意を呼びかけています。
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