早産などのリスクがある妊婦の歯周病を防ごうと、大分県宇佐市の企業が検査キットを宇佐市に寄贈しました。
検査キットを寄贈したのは宇佐市で医薬品を製造するアドテックです。16日は宇佐市役所で寄贈式がありアドテックが市に歯周病のリスクを検査するキット250個を贈りました。
宇佐市によりますと歯周病によって早産や低体重児を出産するリスクなどがあるということです。検査キットは唾液を採取して原因菌の有無を判定するもので、妊娠中に適切な口腔ケアをすることが目的です。
配布の対象は4月以降に市に妊娠届を提出した人で、市役所などで順次配布される予定です。宇佐市は「早めにリスクを見つけて口腔ケアをすることで、安心して出産に臨んでほしい」と話しています。
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