京都大学などの研究チームは、白血病の治療薬をALSの患者に対して使った治験で、症状の進行抑制を確認したと発表した。
京都大学iPS細胞研究所は、ALS患者に由来するiPS細胞を使った研究で、白血病の治療薬「ボスチニブ」が、ALSの進行を食い止めるのに有効だと発見していた。
2年前から初期のALS患者26人を対象に「ボスチニブ」を24週間にわたり投与する2段階目の治験を行い、少なくとも13人で症状の進行抑制が認められたという。
研究チームは今後、ALSの治療薬としての承認申請を目指している。
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