長年里親として子どもの養育に努めた福島県いわき市の夫婦に国から感謝状が贈られた。
6月12日福島県庁で感謝状が贈られたのは、いわき市で農業を営む野木宏高さん、雪江さん夫婦。二人は、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを養育する里親制度に2006年に登録。これまで23人の子どもを養育してきた。
野木雪江さんは「家族の協力がなかったら、他の子どもの教育はできなかったと思います」と話し、夫の宏高さんは「子どもたちあっての賞ですから。面倒見てきた子どもたちが素直に社会人になって頑張ってくれることを期待しています」と話した。
功績を称える感謝状は、全国56世帯の里親に贈られ、国と県などでは引き続き制度の普及を図ることにしている。
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