東京都と東京動物園協会は、上野動物園(台東区)の双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」(雄)と「レイレイ」(雌)を16日から別々に展示すると発表した。2頭のじゃれ合いが激しく、けがを防ぐのが目的という。
同園によると、ジャイアントパンダは群れを作らず単独で生活をする動物で、1歳半から2歳に近づくころに親離れする。2頭は昨年3月に母親のシンシンから親離れした後、2歳を過ぎても同じ飼育場所で暮らしてきたが、体が大きくなるのに伴ってじゃれ合いが激しくなり、けがをする恐れが出てきたという。
2頭の展示場所の変更に伴う工事のため、シンシンは16日から当面の間、非公開となる。【山下俊輔】
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