130年以上の歴史を持つ岩手・盛岡白百合学園が2026年4月から男女共学になることが6月13日に発表されました。
学校名を変更するかについては「慎重に検討したい」としています。
盛岡白百合学園中学高等学校 浅沼千明校長
「盛岡白百合学園中学高等学校ともに男女共学に移行することを決定しました」
これは13日の記者会見で学校法人の事務局などが発表しました。
盛岡白百合学園では2026年4月から男女共学となり、ひと学年の定員はこれまでと同じ中学が80人・高校が240人です。
共学になるのは全国にある姉妹校7校の中で初めてです。
少子化の影響などにより盛岡白百合学園高校では2006年から定員割れが続き2024年度の入学者は定員の3割ほど。
教育の質を保つためには生徒を確保する必要があるとして男女共学に移行することになりました。
盛岡白百合学園中学高等学校 浅沼千明校長
「県内唯一のカトリック学校として男女問わず、カトリック教育をこの地で続けていきたい。共学化に踏み切った一番の理由」
盛岡白百合学園では今後男子の更衣室やトイレの整備を進めるほか男子生徒の制服のデザインなどを行う予定です。
また学校名を変更するかどうかについては慎重に検討するとしています。
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