福島県福島市の土湯温泉に設置されたトレーラーハウスで、製造が始まった納豆。発酵させる際に温泉の熱を活用することで、燃料費ゼロにすることを実現させた。

材料も仕上がりにもこだわり

「タチナガハ」という福島県産の大豆を使用するなど、品質にもこだわったという。土湯温泉観光協会の会長・加藤貴之さんは「糸がものすごく引くわけではなく、納豆くささも控えめで、栄養成分は変わらないという納豆。納豆が嫌いな方にも食べていただけるような味にした」と話す。

福島県産の大豆を使用 粘り香りは控えめに
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発酵食品に力を入れる土湯温泉

この取り組みは、土湯温泉が力を入れている発酵ブランディング事業「いい醸つちゆ!」プロジェクトの一環。土湯温泉の新たなシンボルを目指す。

配管に温泉を通し温度と湿度を調整

加藤さんは「発酵食品は日本人の特有の食文化だが、世界にも通用する風土だと思っている。この納豆を世界に広めていきたい」と話した。

おららの温泉納豆ラボ(福島市・土湯温泉)

この納豆は、福島県福島市の「道の駅つちゆ」などで販売されていて、今後はネット販売なども予定されている。
■角折:194円
■丸木箱:486円

おららの温泉納豆 角折:194円 丸木箱:486円

(福島テレビ)

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