岩手・盛岡教育事務所管内の小学校に勤める男性教諭が、保護者へのいじめのアンケートを偽装したほか、体罰などをしていたとして停職6カ月の懲戒処分を受けました。
停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、盛岡教育事務所管内の小学校に勤務する58歳の男性教諭です。
県教委によりますと、男性教諭は2023年10月、保護者に行った「いじめアンケート」で自身の体罰などが記載されていた用紙をシュレッダーで裁断。
別の用紙に「いじめを見聞きしたことはない」と記入し、保護者を装って文書を偽造し提出しました。
この教諭は、2023年9月には右手をこぶしにして児童の左肩を押すなどの体罰をしたほか、2023年11月には、児童に「ばかちんだな」「あほちんだな」などの不適切な発言をしていました。
また、県立高校に勤める57歳の男性指導教諭は2024年1月に生徒の頭をつかんで倒すなどの体罰をしたとして戒告の処分を受けています。
県教委は「生徒の自殺を受け再発防止・岩手モデルの策定を進めていた時期に、このようなことが行われ大変遺憾。強い意識を持って不適切な指導の根絶を目指していく」としています。
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