岸田総理大臣は来月中旬にドイツを訪問し、ショルツ首相と首脳会談を行う方向で検討に入りました。ウクライナ情勢や中国を巡る問題などがテーマとなる見込みです。

 岸田総理は、来月9日からワシントンで開催されるNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席を予定しています。

 政府関係者によりますと、岸田総理は会議終了後、そのままドイツに移動してショルツ首相と会談する方向で調整に入りました。

 今月中旬のG7サミットでも議題となったウクライナ支援のほか、覇権的な動きを強める中国への対応も議題となります。

 政府関係者は「ドイツは国内産業を保護するため中国寄りの姿勢が強くなりつつある」と指摘しています。

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